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診療に対する考え方

感染症

 

感染症とは、微生物が体内に侵入して増殖して起こる病気をいいます。
ただし、数千種類もある微生物のうち、病気を起こすのは比較的少数に限られています。多くの微生物は、皮膚の表面、口、上気道、腸や性器に認めますが病気を起こすこともありません。微生物が感染症を起こすか否かは、微生物の性質と人の抵抗力によって決まります。

 

感染予防の三原則

 

感染症の予防には3つの原則があります。

 

1. 病原体を除去する(感染源対策):感染者の隔離・治療など
2. 病原体の侵入経路を遮断する(感染経路対策):マスク・手洗い・うがい・人ごみを避けるなど
3. 個体の抵抗力を増強する(感受性者対策): 予防接種、食生活や生活習慣による体調の管理など

 

このうち感染経路の遮断が最も重要です。
1999年に新感染症予防法が制定され、医療機関は遵守しなければなりません。
同時に、患者自身が医院の感染予防ルールを守ることが大切です。

 

1)感染源対策(隔離予防策)

全ての患者を対象とする、感染対策の基本となる"標準予防策"です
病原体および病原体がついていると疑われるもの全てを隔離します。
病原体がついていると疑われるものとは、患者の血液・体液,分泌物,排泄物(鼻水、痰、尿や便など)です。これらは感染の危険があると見なして、感染性廃棄物として一般廃棄物と別に取り扱います。例えば、血液の着いたちり紙は家庭では一般ごみですが、院内では感染性廃棄物の容器に捨てなければなりません。

 

2)感染経路別予防策

感染力の強い、重篤な病態を引き起こる感染症の患者を対象とする予防策です。
病原体によって感染経路が異なり、感染経路別に予防策をたてます。

 

1. 飛沫感染予防策:インフルエンザウイルスなど、病原体は直径5μm以上の大きさの飛沫を介して感染します。飛沫は1m程度で落下しますので感染者との距離と感染者のマスク・手洗い、非感染者の手洗いが有効です。
2. 接触感染予防策: MRSA、ノロウイルス、ロタウイルスなど、患者や排泄物、物品の表面に触れることで感染します。患者及び接触者の手袋着用と手袋を外した後の手洗い/手指衛生やエプロン着用などを行います。
3. 血液媒介感染:肝炎ウイルス、HIVなど、標準的予防策の遵守で対応できます。
4. 空気感染予防策:結核菌など、病原体が直径5μm以下の飛沫核の状態で空中を浮遊し、これを吸入することで感染します。病原体の拡散を封じ込めるには空気感染隔離室が必要です。

 

3)感受性者防策

非感染者の感染抵抗力を高める予防策です。予防接種(インフルエンザ、肺炎球菌、B型肝炎ウイルスなど)、食生活や生活習慣による体調の管理など

 

 

診療に対する考え方

 

入館時に必ず実行しましょう

1. 玄関自動ドアを入って、アルコールで手指を消毒して下さい。
2. 1階エレベーター前で、アルコールで手指を消毒して下さい。
3. トイレご使用後、アルコールで手指を消毒して下さい。
4. 咳エチケットをしましょう。
  咳エチケット
  咳、くしゃみの際にはティッシュなどで口と鼻を押さえ、周りの人から顔をそむけてください。
  使用後のティッシュは、感染用の赤い蓋のゴミ箱に、捨ててください。
  咳、くしゃみの症状がある方はマスクを正しく着用し、感染予防に努めてください。 

 

手洗い消毒法

① アルコールをポンプひと押し分手のひらにとります。
② アルコールをよくすり込ませます。
③ 両手の指先(爪)⇒手のひら⇒手の甲⇒指の間⇒手首
アルコールが乾燥するまでよくすり込んでください。

 

*インフルエンザ流行期の入館時の問診・検温

人工透析患者と送迎者及び取引先業者は入館時の問診・検温を受けて下さい。

 

 

診療に対する考え方

 

マスクをご用意して、ご来院ください。
エレベーターご利用時、他の患者様とのご同乗はご遠慮ください。
2F発熱コーナーでお待ち下さい。感染症診察室にご案内いたします。

 

 

診療に対する考え方

 

1)院内感染予防ルールを守りましょう

1)玄関自動ドアを入って、アルコールで手指を消毒して下さい
2)1階エレベーター前で、アルコールで手指を消毒して下さい。
3)更衣室に入る前に、3階待合室で手洗いとうがいをしてください。
 (未使用のコップを汚さない為、コップを取る前に、手洗いをしてください)
4)トイレご使用後、アルコールで手指を消毒して下さい。
5)咳エチケットをしましょう。

 

2)発熱、下痢など感染症疑いの患者様、感染者と接触した患者様

 

[透析日のルール]

"院内で他の患者さんと接触しないように配慮して下さい"
来院前にお電話ください。送迎車のご利用の前に検温してご連絡ください。
来院時には必ずマスクをしてください。
原則9:45に入館し、2F発熱コーナーでスタッフがご案内する迄お待ち下さい。
原則10:15に入室し、15:30迄に退館してください。

 

[非透析日のルール]

"早期診断、早期治療のため、必ずご連絡ください"
診療時間は9:45~11:45です。来院前にお電話ください。
来院時は、必ずマスクをして、2F発熱コーナーでお待ち下さい。
翌日の透析日は、入館時間は9:45、2F発熱コーナーでお待ち下さい。

 

[夜間透析]

原則、感染者は午前透析に変更していただきます。

 

3)インフルエンザ対策

 

合言葉は、うつらない!うつさない!
みんなで守ろう 3つの約束"予防、自己管理、電話"

 

[インフルエンザの流行と診療体制]

感染患者数に応じて診療体制を変更します。

第0段階 市内感染者0人 入館時問診・検温開始
第1段階 市内感染者発生 館内マスク、入館時間変更
第2段階 感染者1~5人 海側感染コーナーで透析
第3段階 感染者6~15人 火木土の海側は感染者専用
第4段階 感染者16人以上  連日海側を感染者専用、シフト透析時間変更
*入館時間の変更一度に多くの人が感染しなければ第4段階は避けられます。

 

[感染者早期発見 入館前の検温問診]

ご入館後、検温・問診コーナーにおいで下さい。

時刻 検温・問診コーナー
08:00~09:15 1階EV前エントランス
09:15~12:00 2階待合室
12:00~13:00 3階EV前
13:00~15:00 患者送迎者、取引先業者 2階待合室
15:00~ 3階EV前※夜間透析の患者様

 

[感染拡大予防 入館時間の変更]

感染者と非感染者の接触を防ぎます。

非感染者 9:30までに入室、15:00までに退館してください。
感染者 9:45入館、10:00更衣室、10:15穿刺
15:30までに退室、15:45までに退館してください。
夜間透析患者 16:00以降入館、16:15から入室、レントゲン撮影など
原則、感染者は午前透析に変更していただきます。

 

 

診療に対する考え方

 

行政指導に従い、随時ご説明いたします。

 

 

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